ギンカとリューナ第5話!新キャラ登場でより際立つリューナの主人公らしさ。
週刊少年ジャンプ2022年45号、新連載ギンカとリューナの第5話「坑道の秘密」。
七ツ星の依頼の全貌が明らかになった本話。何やら坑道全体が巨大な生物のような身体構造になっているようです。「ガッシュベル」のファウード編を思い出させる展開ですね。
今話のポイントはざっとこんなところでしょうか。
- アネモネの師匠から考察する中央の魔術師
- ジャンプの主人公は逆境にこそ「笑う」のだ。
- ブチかわええちっちゃギンカ!
さて、簡単に解説していきます!
アネモネの師匠から考察する中央の魔術師
いやアネモネの師匠えぐいっすね。ぱっと見は「約束のネバーランド」に出てくる鬼のようにも見えますが…魔術師とは人だけを指すものじゃないということでしょうか。
「まさか仲間が死んだくらいで泣いているのか。涙はだめだそれでは随分人間だ。魔術師ならばもっと笑え。心を壊してもっと笑え!」
いやえぐいっすね。何となく語呂に鬼滅の刃みを感じます笑
中央の魔術師の価値観や行動指針がこの言葉に表れてるとしたら、とんだブラック魔術師です。
しかし、そんなイかれた魔術師を師匠に持ちながらも、自分の信念を曲げずに成長を誓うアネモネには非常に好感が持てます。キャラと設定の深掘り両方を成している優れたストーリーですね。
ジャンプの主人公は逆境にこそ「笑う」のだ。
今回の話で一番印象に残っているのが、リューナのThe・ジャンプ主人公な笑顔です。
「笑おうアネモネ。ひひひ 笑うと心が強くなる。そーすると けっこーうまくいったりするんだよ!」
週刊少年ジャンプ2022年45号_第5話「坑道の秘密」より
まさに往年のジャンプ主人公を思わせる台詞に胸がアツくなりました。
ONE PIECEのルフィ。ドラゴンボールの悟空。NARUTOのナルト…レジェンド作品の主人公たちはみんな、逆境にこそ笑うような屈強なメンタルと、周りの人間を次々と巻き込んでいく不思議な魅力を持っています。
今回の話では、リューナのその主人公性が強烈に光っていましたね。
周りのキャラクターとの関わり合いの中で主人公性は発揮されます。そういう意味では、本章でベレッタやアネモネと出会ったことが、リューナのジャンプの主人公的な部分を引き出してくれたのかもしれません。
今後もリューナの主人公性には注目したいですね。
ブチかわええちっちゃギンカ!
すいません。最近マガジンラブコメの名作「君のいる町」を読み返してまして、ついつい広島弁が出てしまいました。
本話の最後にちっちゃいギンカが出てきましたね。どうやら2年もの間、坑道で行方不明になっていた鉱夫たちを守っていたようです。
これまでの情報と照らし合わせると、ギンカがかつて大決闘で失った自身の力、その欠片がちっちゃギンカを形成しているぽいですね。
喋れるしなんかペット感あってかわいい…ギンカはグッズ化されたら多分すみっコぐらしみたいなポジションで人気が出そうですね笑
巧妙な展開、サブキャラクターの深掘り、主人公の魅力、さらにはキッズに人気が出そうなキャワ要素まで…う〜ん。やっぱりとっても可能性に満ちた作品ですね!
10歳から週刊少年ジャンプを読み続けてきて、メディア化し、大人気作品となった漫画。奇しくも志半ばで打ち切りとなってしまった漫画。数々の作品に巡り会ってきました。
そういった経験から、生意気にも作品考察をさせていただいてますが、その根底にあるのは、作品はもちろん、作家・編集者・出版社の方々へのリスペクトです。本ブログが少しでも、皆さんの漫画生活を彩ってくれたら嬉しいです!
本記事を見て「ギンカとリューカ」に興味を持ってくださった方は、ジャンプ公式サイトの作品ページをぜひチェックしてみてください!
https://www.shonenjump.com/j/rensai/ginka.html
ではではドンセイグッバイ!イッシュウでした。
サムネイル画像出典:ジャンプ公式サイト
https://www.shonenjump.com/j/rensai/ginka.html
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