ジャンプ期待の新連載、ルリドラゴン。
ルリドラゴンは、眞藤雅興(しんどう まさおき)先生が2022年28号から連載を開始した週刊少年ジャンプの漫画作品。
ざっくり概要紹介しますと…
主人公の女子高生青木ルリは、ある朝目覚めると、頭にツノが生えていることに気づいた！
母親にそれを見せると、「あんたのお父さんは龍だから」と衝撃の告白。身体の変化に不安や戸惑いを覚えつつも学校へ向かうルリ。そんなドラゴン少女が、マイペースに頑張ったり頑張らなかったり…な、学園コメディです。
『ジャンプGIGA 2021年WINTER』に読み切りが掲載され、その1年半後に本誌で連載開始。連載開始直後からLINEスタンプが発売されるなど、話題の新連載として読者の期待を集めました。
2022年35号より、無期限休載が決定。
ジャンプ次世代を担う漫画作品として連載をスタートしたルリドラゴンですが、2022年34号に掲載したセンターカラーの第6話をもって、現在は作者体調不良のために無期限休載に入っています。
週刊少年ジャンプ35号 休載のお知らせより
ジャンプ新連載の歴史を遡っても、類を見ない好スタートを切っただけに非常に残念ですが、やはり先生の体調が第一です。しっかり治していただいて、また元気に漫画が描けるようになる&私たち読者も続きを読むことができるようになる日を楽しみに待ちましょう！
過去にジャンプで長期休載をした作品は？
ところで、作者の体調不良で長期休載を余儀なくされた漫画作品は意外と多くありますよね。
世間的にその代表格はやはり「HUNTER×HUNTER」でしょうか。もはや休載ありきの作品としてファンから受け入れられているのは、作品のクオリティと面白さがそうさせるのでしょう。無事、BW号が暗黒大陸に着くことを願うばかりです笑
最近では、「呪術廻戦」の芥見下々先生も体調を崩されて約1ヶ月間の休養をされていました。週刊連載という過酷な仕事、読者の想像以上の過酷さがあるのでしょう。何となく近年では、先生方が無理せず気軽に休めるようになってきてるのかな？と、時代の潮目が変わった感じもありますが、ぜひお身体優先で漫画制作にあたっていただきたいですね。
それ以前の例を見ると、「ワールドトリガー」の葦原大介先生、「D.Gray-man」の星野桂先生が体調を崩されて数年単位で休載をされています。両作品とも、週刊少年ジャンプからジャンプスクエアに移籍した作品ですね。作風的にも月一の連載にして大成功な作品だと思ってます。
このように、過去何作品も長期休載を経て復活した作品があるので、ルリドラゴンも安心！
…と言いたいところですが、前述した作品はいずれも、休載前にコアなファン層を獲得して、すでに読者から一定以上の支持を得ていた作品です。
10話に満たない状態で長期休載が発表された作品は前代未聞。
「バクマン。」の作中で主人公のサイコーとシュージンが初連載を勝ち取った「疑探偵TRAP」という作品も、連載当初は順調で、ライバルの新妻エイジに並ぶほどのアンケート結果を獲得していましたが、初めての週刊連載のペースに追いつかず作画担当のサイコーが体調を崩して入院してしまい、長期休載を余儀なくされると、復帰明けは作品人気が復調せず、打ち切りという結果に終わってしまっています。
何が言いたいかというと、漫画作品は連載を軌道に乗せ、一定層のファンから支持を得るまでが一番難しいということ。天下のジャンプともなれば入れ替わりも激しく、年間何作品もが打ち切りとなっています。
楽しみな作品なので無粋なことは言わず復帰を待ちたいですが、そのような懸念があることも確か。動向を見守りたいと思います。
本記事を見て「ルリドラゴン」に興味を持ってくださった方は、ジャンプ公式サイトから試し読みができるので、ぜひチェックしてみてください！
https://www.shonenjump.com/j/rensai/ruri.html
ではではドンセイグッバイ！イッシュウでした。
サムネイル画像出典：ジャンプ公式サイト
https://www.shonenjump.com/j/rensai/ruri.html
ジャンプ期待の新連載、ルリドラゴン。 ルリドラゴンは、眞藤雅興(しんどう まさおき)先生が2022年28号から連載を開始した週刊少年ジャンプの漫画作品。 ざっくり概要紹介しますと…主人公の女子高生青木ルリは、ある朝目覚めると、[…]
