SAKAMOTO DAYS|【アニメ化間違いなし】ジャンプ随一のアクション描写。圧倒的王道展開。

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今ジャンプ一推しの王道漫画「SAKAMOTO DAYS」

SAKAMOTO DAYS(サカモト デイズ)は、週刊少年ジャンプで2020年51号より連載を開始した鈴木祐斗先生の作品。「次にくるマンガ大賞 2021」にてコミックス部門9位に入り、特別賞U-NEXT賞を受賞。「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて6位に選出されるなど、個人的にも今後最注目のジャンプ作品です。

そんなSAKAMOTO DAYS(以下:坂D)ですが、現在連載されているジャンプ作品の中でも一・二を争うくらい優れていると思う点があります。それが「アクション描写」です。

私はジャンプを「ONE PIECE」のCP9編が連載されていた頃から読み始めまして、歴でいうと15年以上になるのですが、歴代のジャンプ作品の中でも坂Dのアクション描写はとても光っているなあと感じます。

非常にハードボイルドで王道のカッコ良さが描かれる坂D。そのアクション描写の秘密に迫ります。

作者の鈴木祐斗先生は東京藝術大学卒業!

坂Dの作者である鈴木祐斗先生の最終学歴は、なんと東京藝術大学日本画科。東京京藝大といえば日本でも屈指の芸術大学。そこの日本画科卒業生であれば、本格的かつ専門的な描写スキルを持っているのは納得・・・

ちなみに大学には浪人を経て合格したそうで、浪人生活を振り返って「一日中絵が描けて最高」と思っていたそう。

卒業後は漫画制作と並行してアーティストスタジオで映像作品の絵コンテなどを描いていたそうで、「絵を描く」という仕事が非常に好きな方なのだと思います。

今の仕事(漫画家)を選んだきっかけインタビューで聞かれた時の回答がこちら。
「大学を選んだ時と同じで、このまま一生働き続けるのが嫌だなぁと思ったのと、純粋に漫画が好きだったからです。あと、出来る事・やりたい事・今までのスキルを活かせる事 の交わる場所が漫画だと思いました。」

純粋に漫画家を目指していたというよりも、今自分が持ち合わせているスキルや経験を考えて、漫画家に辿り着いたみたいですね。おかげさまで私たちも素晴らしい作品に出会えました。先生の選択に感謝ですね。

話は少し変わりますが、漫画家はよく映画監督に例えられます。

一つのカメラ(アングル)を駆使し、作者独自の視点から物語を描き、創り上げていく。

そういった創作の過程を考えると、確かに類似している職業なのかなと感じます。

そして坂Dのアクション描写はこの「アングル」の使い方が非常にカッコいいんですよねえ。

主人公の元最強の殺し屋坂本さんやエスパーの相棒シンの様々なアクション描写。そんなアングルからこのシーンを描くのか!見開きのインパクトすげえ!そう感じるシーンが山ほどあり、その点が他の漫画作品とは一線を画す、本格的かつ専門的なスキルをもって描かれる坂Dの魅力ではないかと思うのです。

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電車内の激闘。現状No. 1のアクション描写。

ではではそんなアクション描写が光る坂Dで、個人的に一番カッコええ!と思ったシーンをご紹介。

単行本4巻の30話「車内ではお静かに」。電車内での敵ボス「鹿島」との戦闘シーン。

「ONE PIECE」で言うと鹿島はまあアーロンみたいな序盤のボス的なポジションなのですが、まあ見事に主人公坂本さんのハードボイルドの餌食になりましたね。

「身の回りにある物・状況を巧みに利用し戦う・・・存在自体が強力な武器のような・・・まさに最強の殺し屋!!」とまで全身武器人間の敵ボス鹿島に言わしめた坂本さん。

金属の手すりを棍棒のようにし、銃弾を跳ね返したり、一度窓から電車外に弾き飛ばされてもちょうど来た対向電車に窓から乗り込み、相対速度に逆らって激走し、もう一度元の電車に駆け込んだり・・・

うおお、そうきたか・・・と唸ってしまうようなハードボイルド描写が満載。

最後は鹿島を完全にのして引きずりながら改札へ悠々と歩き、ICカードをかざして決着のゲート開場・・・いやあ痺れますね。

どうしても言葉にするとチープになってしまいますので、ぜひぜひ漫画で見ていただきたいです。

本記事おすすめの電車内の戦闘シーンは4巻に収録されております!


ではではドンセイグッバイ!イッシュウでした。

出典:少年ジャンプ公式サイト
https://www.shonenjump.com/j/rensai/sakamoto.html
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 ドーンとこんちわ、イッシュウです!
 10歳から毎週欠かさず読み続けている週刊少年ジャンプ。少年マンガを中心に数百作品一万冊以上の購読歴。ジャンプ好きはもちろん、漫画好きの方は要チェックな名作・傑作マンガ情報をお届けします。
 生意気にも色々な記事を書かせていただいてますが、その根底にあるのは、作品はもちろん、作家・編集者・出版社の方々へのリスペクトです。本ブログが少しでも、皆さんの漫画生活を彩ってくれたら嬉しいです!

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