ルリドラゴン|ジャンプ新連載 新感覚ゆるふわ学園コメディ!

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ジャンプ期待の新連載、ルリドラゴン。

ルリドラゴンは、眞藤雅興(しんどう まさおき)先生が2022年28号から連載を開始した週刊少年ジャンプの漫画作品。

ざっくり概要紹介しますと…
主人公の女子高生青木ルリは、ある朝目覚めると、頭にツノが生えていることに気づいた!

母親にそれを見せると、「あんたのお父さんは龍だから」と衝撃の告白。身体の変化に不安や戸惑いを覚えつつも学校へ向かうルリ。そんなドラゴン少女が、マイペースに頑張ったり頑張らなかったり…な、学園コメディです。

『ジャンプGIGA 2021年WINTER』に読み切りが掲載され、その1年半後に本誌で連載開始。連載開始直後からLINEスタンプが発売されるなど、話題の新連載として読者の期待を集めました。

近年の新連載の中でもトップクラスの個性派作品

週刊少年ジャンプの新連載が厳しい競争を勝ち抜き、連載定着、その後のアニメ化を狙うために、漫画作品には「作画力」「構成力」「キャラクター」「世界観・設定」「オリジナリティ」の5つの要素が必要だと考えます。

ジャンプ歴20年の私が、生意気にもそれぞれ5段階評価させていただいた結果がこちら。

  • 作画力 ★★★★☆
  • 構成力 ★★★★☆
  • キャラクター ★★★★☆
  • 世界観・設定 ★★★★★
  • 衝撃度 ★★★☆☆

総合評価:★20

★18~20:連載継続・打ち切りはおそらく無し
★21~23:順当に行けばアニメ化
★24.5:次期看板作品候補

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ジャンプだからこそ輝く独特な世界観

それぞれの項目の5段階評価の理由を説明します。

作画力 ★★★★☆

作画力は★4とさせていただきました。無駄な線がなくて見やすく、作品の世界観にもあった可愛いタッチだと思います。ドラゴンの角✖️女子高生って、実はビジュアルの組み合わせとして難しいかなと思うのですが、気持ち悪さも歪さもなく、可愛らしいキャラデザに仕上げているところに巧さを感じました!

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構成力 ★★★★☆

構成力は★4です。話の中に無駄な情報がなく、ストレスなく読み進められるコマ割りと展開は作品の世界観ともマッチしていると思います。

キャラクター ★★★★☆

キャラクターは★4です。これは主人公のルリのキャラデザの可愛さによるところが大きいですね笑

(いい意味で!)めちゃくちゃ可愛くも綺麗でもない女子高生に、ドラゴンの角が生えてきたことで、独特な魅力を醸し出しています。これはキャラクターとして立っていると言わざるを得ませんね。

その事実に対して特に絶望も悲観もせず、ふわっと受け入れているような感性も、今時の思考回路っぽくて共感できます。周りのキャラクターをどのように立たせるのか、この点が今後見えてきたら★5も全然あるなと思います!

世界観・設定 ★★★★★

世界観・設定は文句なしの★5です。まずドラゴン✖️女子高生という相容れない要素をうまくミックスさせた設定、その時点で物語に引き込まれます。その設定だけを見ると、シリアスな展開に持っていくこともできると思いますが、あえて日常の中に共存する要素として描かれることで、そのギャップがより作品の世界観を増長しています。

最近のジャンプ作品を見ると、呪術廻戦やヒロアカなど、人の生き死にに関わるシリアスな展開が続いていますよね。もちろんそれも王道でめちゃくちゃ面白いのですが、その後にルリドラゴンを見ると、何だか落ち着くというか、作品の時間の流れがゆったりと流れていて、相対的にも世界観が際立っている感じがします。ジャンプだからこそ、より際立つ世界観ではないでしょうか。

衝撃度 ★★★☆☆

衝撃度は★3とさせていただきました。

他の項目に比べてやや低いですが、その理由として「おいおい、この漫画、この先どうなってくんだ!?」というようなワクワク感や先の読めない展開にはしづらい点が挙げられると思います。

例えばDr. STONEの第一話のような(文句なしの★5)です。やばい漫画始まったよ…という衝撃的な印象はそこまで持ちませんでした。

安心感や落ち着いた作風が魅力だと思うので、その方向性に衝撃度を演出するのは難しいのかなと感じます。ので、ここの評価は本作品に関してはそこまで重要な指標じゃないのかな…

10歳から週刊少年ジャンプを読み続けてきて、メディア化し、大人気作品となった漫画。奇しくも志半ばで打ち切りとなってしまった漫画。数々の作品に巡り会ってきました。

そういった経験から、生意気にも作品考察をさせていただいてますが、その根底にあるのは、作品はもちろん、作家・編集者・出版社の方々へのリスペクトです。本ブログが少しでも、皆さんの漫画生活を彩ってくれたら嬉しいです!

本記事を見て「ルリドラゴン」に興味を持ってくださった方は、ジャンプ公式サイトから試し読みができるので、ぜひチェックしてみてください!

https://www.shonenjump.com/j/rensai/ruri.html

ではではドンセイグッバイ!イッシュウでした。

サムネイル画像出典:ジャンプ公式サイト
https://www.shonenjump.com/j/rensai/ruri.html

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 ドーンとこんちわ、イッシュウです!
 10歳から毎週欠かさず読み続けている週刊少年ジャンプ。少年マンガを中心に数百作品一万冊以上の購読歴。ジャンプ好きはもちろん、漫画好きの方は要チェックな名作・傑作マンガ情報をお届けします。
 生意気にも色々な記事を書かせていただいてますが、その根底にあるのは、作品はもちろん、作家・編集者・出版社の方々へのリスペクトです。本ブログが少しでも、皆さんの漫画生活を彩ってくれたら嬉しいです!

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